ちいさなお手手でベビーサイン
キーワード (3才 ベビーサイン ぴよぴよ)
3歳の娘の母です。娘はこの4月に幼稚園に入園。 3月でぴよぴよ卒業です。この3年間、本当にあっという間でした。もっとゆっくり娘と過ごす時間を楽しみたかったです。でも、娘が生まれたばかりの頃からそのように思っていたわけではありません。
出産時に里帰りもしなかったし、主人は仕事が忙しく休日出勤もしょっちゅう。子育ては私ひとりに任されている状態でした。私は出産のため仕事を辞めているし、専業主婦 をして私がこの子をしっかり育てなければ、と思っていました。その思いが強すぎて、子育てに疲れてしまっていました。
そんなある日、ぴよぴよで、自分を変える素晴らしいきっかけをもらったのです。 そのきっかけとは、関ぴよぴよだよりにベビーサインについての小さな記事を見つけたことです。ベビーサインとは、まだおしゃべりできない赤ちゃんと、ジェスチャーを使いながらお話しする方法です。「ベビーサインってすごい!」と思い、早速ベビーサインを教えてくれる教室を見つけて娘と一緒に通いました
しばらくすると娘がサインをするようになり、ちいさなお手手で 一生懸命サインを出しているのを見て感動しました。 子どもの考えていることが分かるので、なぜ泣いているのか分からない…などのストレスが少なくなりました。 どんどん使えるサインが増えるので、娘とコミュニケーションをとるのが楽しくて!それからは、すっかり子育てに対する気持ちが変わりました。
「子育てしなければならない」のではなく、「子育てできる」のだということに気付きました。せっかく子どもが生まれたのだから、子育てできる時間をもっと楽しまないと!と思うようになりました。 また、ぴよぴよにはもうひとつ素晴らしいきっかけをもらいました。ぴよぴよに子育てサークルのメンバー募集のポスターが掲示してあって、スタッフの方がすすめてくださったことがきっかけとなり、入会しました。サークルのおかげでお友達も増えたし、遠足や運動会など季節ごとのイベントが盛りだくさんで、親子ともに楽しい思い出をたくさん作ることができました。
このように、小さなきっかけに出会えたおかげで、この3年間本当に楽しく過ごせました。そのきっかけを与えてくれたぴよぴよには本当に感謝、感謝です。みなさんも、 ぴよぴよに遊びに来たらぜひ情報収集してみてください。私のように、素晴らしいきっかけがもらえるかもしれませんよ!!(M Oさん)
一時保育を利用して
キーワード (4ヶ月~1才 一時保育)
私の育児は辛いと思うことの連続でした。 息子とぴよぴよを訪れたのは、息子が4ヶ月のときでした。育児のひろばってどんなとこかな?と緊張しながら、受付をすませてママ達の輪に入るのがなんだか怖くて孤独感でいっぱいでした。
スタッフの方が話すきっかけ を作ってくださって、それから、1人、2人と 育児の悩みを話せるママ友ができ、気がつくとぴよぴよに毎日のように通っていました。私の体調が悪く、動くけなくなって寝込んでしまうと子どもにミルクをあげたり、オムツを替えるのが苦痛になりました。「私はダメな母親だ」 と責め、子どもと2人でいる時間が辛くて、まだ話せない息子を怒鳴ったり、抱っこしていると落としたくなる気持ちになり、体も心もコントロールできない時期がありました。
スタッフの方に相談し、6ヶ月から一時保育を使用しました。初めは、預けることに抵抗があり、「子どもが可哀そう」という気持ちがこみあげて預けている時間も気になって、 自分の時間をゆっくり過ごすことができませ んでした。何度か預けているうちに、子どもと離れている分だけ「愛しい」と思い、子どもと一緒にいるのが辛いという気持ちが和らいできました。
1歳から保育園に入り、今は自分の体の治療に専念し、そして、子どもと一緒にいる時間は、めいっぱい遊ぶことができるようになりました。辛い時、スタッフの方に素直に打ちあけることができて本当によかったと思います。ありがとうございました。 (T・Mさん)
ベビーカーから見下ろされる父親
キーワード (1才 父親 コミュニケーション)
35歳・父親。只今1歳になったばかりの息子 の育児中です。勤め先は子ども関係の職場ではありますが、それでも半年がかりの職場でのやり取りを経て、ようやく1年間の育休をとることができました
実際育児を行ってみると、育児以上に家事の 膨大さに驚きました。洗濯のタイミング、夕食のメニュー決め、掃除の手順…。何をするにも時間と空模様と相談しながら行動しなければならないのに、そこに「子ども」という、意志を 持った、計画通りにいかない存在がプラスされることは大変なものでした。
とにかく、育児3 日目にして「まだ3日か…」とつぶやいてしまうほどでした。そんな中、妻の勧めでぴよぴよ に通うようになりました。初めて父子2人で訪問した日は、かなり緊張したのを覚えています。 部屋の隅に腰を下ろし、その辺に転がっている おもちゃで息子と遊びはじめました。はじめは 「…家と一緒だなぁ…」と思いましたが、ふと僕自身の力が抜けているのを感じました。周りに「親の目」があるからか、施設の人に見守ら れているからか…。「あー、今まで結構力んでたんだな。」と実感した瞬間でした。
育児・家事にはいまだに慣れずに、ついつい妻に頼ってしまっている毎日です。振り返ってみるとひどい子育てをしてしまったこともあります。 べビーカーで昼寝をしている息子を何とか玄関まで連れ帰ってきたものの、息子が寝ているのをいいことに自分も玄関先の廊下で眠ってしまったり(気付いたら息子がベビーカーから見下ろしていました)寝相の悪い息子がベッドとベッド ガードの間に挟まれていることに気付かずにいたり(ンー…、と苦しそうな声をあげて寝続けていました)つい昨日も肉じゃがを焦がしてしまい…。 4か月の育児を振り返ってみると、そこにある のは子育てという「作業」や「技術」ではなく、息子との「コミュニケーション」だったように思 います。
家事とは違い、こちらの計画通りには、 そうそういかないことだらけ。昨日こうだったからといって、今日も同じようにいく訳ではない。 だからこそ真剣になり、だからこそ面白いと思える。「人と人」、なんだなぁ、と改めて感じまし た。
最後に一つ。この4カ月で妻との子育て話に 「そうそう!」と、強く共感する機会が増えたこ とは意外な収穫でした。今までも、僕も息子の子育てを手伝ってきてない訳ではないし、共感の機会は無かった訳ではない筈なのですが、その共感の度合いは格段に向上しました。そりゃ、同じ子をじっくり見ている者同士、そうでなければおかしいのかも知れません。でも、それがどれだけ改めて妻への感謝の思いにつながったり、僕の子育ての指針となったりしているかと言うと、かなりのウェイトを占めているようにも感じています。 この「共感」が、おまけと言いつつ、この4カ月の最大の発見なのかも知れません。 (M・Oさん)
食卓はぬいぐるみでいっぱい
キーワード (1才8ヶ月 ぬいぐるみ 成長)
1歳8カ月の娘、第2子妊娠中の母です。 ぴよぴよに毎日通うようになったのは1歳4カ月の時です。その頃、妊娠が発覚し悪阻と闘う日々でした。ぴよぴよに行くと娘も楽しく遊び、私も気分転換になり悪阻を 乗り切ることができました。毎日行くようになってから、悩んだり落ち込んだりすることがなくなっていることに気がつきまし た。仕事は、頑張れば成果と評価を得るこ とが出来たのに、子育てはどんなに頑張ってもうまくいくとは限らないし評価も得られない・・・。と訳もなく気持ちが沈む時期がありました。あの頃は家で過ごすこと が多く、家族以外の人と接することも少なかった気がします。
今でも悩むことや、分からないことが多々ありますが、スタッフの方やママさんと話すことで知らないうちに解消されているのだと思います。 娘にとっても私にとってもぴよぴよは欠かせない存在です。最近の娘は、くまのプーさんのぬいぐるみに服を着せたり帽子をかぶせたり、ご飯も一緒に食卓を囲んで食べています。
ある時、夕食を散々催促され「さあ、食べよう」となった途端にどこかに行ってしまい「どこへ行くの?!食べないの?!」と苛立ってしまったことがありました。プーさんを取りに行っていたようで嬉しそうに抱っこして戻ってきまし た。子どもの行動には何か意味があると頭では理解していたつもりなのに苛立ってしまい反省・・・。日に日にぬいぐる みの数が増え食卓はぬいぐるみでいっぱいです。同じような事をやっているようだけど、心も体も毎日成長しているんだなと思いました。そして、その成長を発見できた時、最高の喜びと幸せを感じます。
妊娠が判明してから家族の絆が一段と深まった気がしています。子どもはお腹にいる時からすごいパワーを持っているんだなと感心しました。これからは、 親子3人お世話になります。 (M・Iさん)