卒乳成功!
キーワード (1才7ヶ月 卒乳)
息子が産まれてはや一年と七ヶ月。大きな病気もなく、すくすくと育ってくれた可愛い息子ですが、気になる点がただ一つ。…おっぱいをやめられない。
夜間の断乳は一歳頃苦労しながらも済ませ、日中は遊びに夢中になっていればおっぱいの事を忘れていられるのですが、夜寝る前のおっぱいだけはやめられず…自然と卒乳出来たら良いよね!と思いながらも、周りで同じ月齢の友達がどんどん卒乳していく中で焦りが生まれ、無心でおっぱいを吸う息子の姿に苛立ちさえ感じることもありました。
育児本などで卒乳や断乳についての知識はあったものの、実際行おうとすると、空気を察したのか泣きながら胸元にしがみついておっぱいを求めてくる息子の表情に負けて授乳をしてしまう… それを繰り返している内に、朝までぐっすり眠れるように(ようやく)なったはずの息子が夜中に二度三度起きてはおっぱいを求めるようになり、その結果、寝不足で日中うまく遊べず…。
せめて日中の授乳回数だけでも減らそうと久しぶりに訪れたぴよぴよで、その悩みについて話すと、日中はとにかくたくさん遊ばせること・眠る前のおっぱいを、牛乳か豆乳等に置き換えて眠る前のお腹を満足させてあげること・卒乳すると決めたらやる!というお母さん側の決意が大切なポイントとの事。
その話を聞いた日の夜、久しぶりのぴよぴよで遊び疲れてくたくたの息子は、お風呂上がりにいつも通りおっぱいを飲もうと膝によじ登ってきましたが、きっかけは今日だ、やってみよう!明日明後日はパパも休みだし、多少ぐずっても何とかなる!と思い、「今日ねおっぱい出ないんだよ~。どうしよう?どうしたら良いかな?」と困った顔で聞くと「ふぅん?」と同じように困った顔で座り込む息子。
いつもなら泣きながら「ぱいぱい~」としがみついてくるのですが、日中の遊び疲れもありぽーっとしている息子。「おっぱいないから、あったかくて美味しいの(豆乳)飲む?」と聞くと困り顔のまま頷き、温めた豆乳をコップでゆっくりゆっくり飲み、そのまま歯磨きをして手を繋いで寝室へ。いつもは寝室に行くのもぐずぐずだったのにすんなりと入眠へ。こちらが拍子抜けしてしまうくらい、嘘みたいにあっさりと成功。次の日も昼間はぴよぴよと公園でたっぷり遊び、夜寝る前におっぱいを欲しがる素振りはするものの「おっぱいないんだよ、どうしよう?」「ねんねの前にあったかいの飲む?」の言葉に少し困り顔で頷き、言うことを聞いてくれるようになった息子にただただびっくり。
一歳半を過ぎてこちらの言うことが多少伝わるようになってきていた事、たくさん遊びたくさん食べられるようになっていた事、生活のリズムが出来つつあった事、幾つかの要素が重なり成功した卒乳。終わってみるとあまりに呆気なく拍子抜けしてしまう程…あんなに悩んでぶつかり合っていた日々が嘘のようでした。
勝手なもので、今更ながらおっぱいを一生懸命飲んでいた息子の表情を思い出して、ああもうこの子におっぱいをあげることは無いんだな…と思い切なくなったりもするけれど、卒乳後「何だかお兄さんの表情になったね」と声をかけていただく事が何度かあり、またおっぱい無しでも元気に遊びよく食べよく笑いよく眠るようになった息子の姿が前よりも大きく誇らしく見える、そんな親バカ(?)全開の今日この頃です。(M・H)
子育てありがとう
キーワード (第1子 イクメン )
大震災の翌日(3月12日)に長女(第1子)が誕生しました。
震災当日は仕事がまだ残っており、電車が止まってしまったこともあり、会社近くの避難所に泊まらざるを得ない状況でした。一方、妻は出産予定日を10日以上過ぎており、いつ生まれてもおかしくない状況でした。翌朝、電車と徒歩で何とか病院までたどりつき、無事出産に立ち会えることができ本当にホッとしました。
産まれてすぐの娘を見たときの感動は今でも忘れることができません。産まれたてにも関わらず、髪はフサフサで、頭はちょっと大きくて、他の赤ちゃんよりも力強く泣いていたのを鮮明に覚えています。女の子なので、髪がフサフサなのはママの遺伝子でうれしかったのですが、頭の大きさはどう考えてもパパの遺伝子なので、将来娘が大きくなったときにどうしよう・・・。
いざ子育てが始まってみると、本当に大変で、といってもママがほとんどやってくれているので、パパとしたら後方からママを支えたり、食事の食べさせ方や着替え、風呂に入れる作業等をすべてママから教えてもらってその一部を手伝っているくらいで、目標とするイクメンにはまだまだ程遠いのが実情です。普段は子供が具合悪いときに体調が心配で仕事が手に付かないことや仕事中忙しくて会えない期間が続くとふと気付いたら、パソコンに向かって子どもの名前をつぶやいていることもありますが、子供の笑顔一つで大変なこともすべて忘れてとても幸せな気分になれます。
子供って本当に素晴らしいなぁ。赤ちゃんの期間は、とても短いと言われるのでママやぴよぴよのスタッフの方々に教えを請いながら、育児をもっと楽しんでいきたいと考えています。普段はママに対して感謝の気持ちをなかなか伝えられないので、感謝の意を伝えようと思います。ママ本当に育児お疲れ様。そして子育てありがとう。(M・Y)
第二の我が家
キーワード (8ヶ月 イクメン)
第一子長男が生まれてもう8ヵ月。これまで大きな病気もケガもせずに元気に育ってくれてます。
出産のときはお母さんに負担をかけないように、分娩室に入って5分で出てきてくれました。が、せっかく立会いをした私としては、ちょっとものたりないような・・・でも助産婦さんが元気な息子を見せてくれた時は、うれしくて涙が出てきてしまいました。
さて、いざ育児が始まると、嬉しいこと、楽しいことと同じくらい大変なことがあるもので・・・平日の奥様はさぞかし苦労されていると感謝、感謝です。そんな奥様は平日が大変な分、土日は趣味のダンスへ出かけてしまいますので、土日はパパと息子とふたりきり。
それなりにイクメンを目指している私としては、「余裕でしょう」なんて思ってましたが、泣く!わめく!機嫌悪!「なんて育児は大変なんだー」と思ってた私が駆けこんだ先が「関ぴよ」でした。
スタッフの皆様の優しい心遣いや、育児のアドバイス、とっても頼りになります。もちろん、ほかのお母さんやお父さんとお話できたり、情報交換したりと、いまではなくてはならない「第二の我が家」になってます。最近はパパリトミックやパパサミットに参加したり、一時預かりを利用したりと本当にお世話になりっぱなし。もちろん奥様も平日はお世話になっているようで。
息子は最近いろいろなことが出来るようになってきて、育児がますます楽しくなってきました。子どもって素晴らしいなぁ。さて、そろそろ関ぴよに行ってきます。(S・A)
助け合い、育児
キーワード (2歳半 ぴよぴよ)
今2歳半の娘が生まれてまもない頃は、ほぼずっと抱っこして授乳して歌をうたい話しかけのくり返しの日々でした。2人だけでいる時間帯に、自分のご飯をいつ食べていたかあまり記憶になく、夜も3時間眠れたらいい方という生活が続いていました。子どもが社会との信頼関係を築く大切なステップとして、そういうものだと思って、とにかく必死でキツいとか思う暇もありませんでした。
生後、2ヶ月を過ぎたころから関ぴよぴよに来てみることにしました。出かけるきっかけになればいいとの思いからでしたが、それ以上に助けられすごくほっとしました。
来てみると結局やることは家にいるのと同じなんですが、娘以外の子どもと接したり、他のパパやママやスタッフの人と話したり、母子共にすごくいい刺激になりほぼ毎日利用していました。いくら母子関係が重要とはいえ、2人きりで過ごすことは本当に大変だったとようやく気が付きました。 食事もできると聞いたので離乳食も始まっていないけれど、自分の分だけ持って来てみました。スタッフの人が用意してくれたベビーラックに娘を寝かせゆっくり食事ができて助かりました。
別なある日には、娘と同じ位の女の子をおんぶした先輩ママが、娘をひょいとだっこしてくださいました。『ゆっくり食べてね』の言葉に甘え、食事をとらせていただいたこともありました。聞けば、その方は、上の男の子も一緒に連れて来られていました。これは、忘れられない出来事で自分の事で手一杯だった私はその方や先輩ママ達がそこでお互い思いやりながら利用している姿をみて目からウロコでした。
この地域に住む姑が子育てをしていた時代、こういった子育て支援施設が必要だと署名活動をし、当時には間に合わなかったけれど孫の世代でようやく実現したのだという話を聞きました。出産・子育てがしづらいこの時代に2人目を授かることができたのも関ぴよぴよのように子育てを助けてくれる環境があったおかげというのも理由のひとつです。ここで出会うママやパパや子ども達にいつも助けられ本当に感謝しています。こういう子育てを地域で支えあうような環境がもっと増えてくれることを望みます。(F・Y)